このコマンドの使い方はいたってシンプルで以下のように実行をする.
open 引数
実行結果は引数に与えたファイル属性にあったアプリケーションやプログラムを起動してくれるのである.pdfファイルを引数にするとプレビューが立ち上がるし,テキストファイルを引数にするとテキストエディタが立ち上がるといった具合だ.また,起動するプログラムはあらかじめ該当ファイルの「情報を見る」で登録することができる.ものぐさな自分にとってはまさにうってつけのコマンドだったりする.なので時々,MacからLinuxなどのUnixサーバにログインすると,openと打っている自分がいる.RedHat系のディストリビューションだけかもしれないが,実はopenというコマンドは用意されていて,コンソールなどで使うらしい.
しかたがないのでopen.shというシェルスクリプトを作ってみることにした.
まず,fileコマンドでファイルタイプを調べる.
fileType="`file "$i" | awk -F:\ '{print $2}'`"
で変数
fileType
に応じた処理をこんな感じで振り分ける.
case "$fileType" in
ファイルタイプ)
;;
esac
もしも,未知のファイルタイプに遭遇したら
*)
echo "$fileType"
exit 1
;;
としている.あとは使いながらファイルタイプのリストと処理を追加していけば幸せになれたりする.
ついでに,リモートログインした時にXが使えないときはDISPLAY変数をよしなに設定してくれる処理を入れているので,ディレクトリの中身をnautilusとかでも見れたりできる.