2007-06-20
zphoto with Fedora Core 7
zphotoをFedora Core 7で使いたかったが,パッケージが無かったので,自分で作ってみた.以下は覚え書き.
実はFedora Core 6の時にもzphotoをコンパイルしたことはあるのだが,そのときはwxGTK関係で大ハマりしてGUIのwxzphotoが作れなかった.どうせzphotoを実行するのはリモート接続先のホストなのでそのときはあんまり気にならなかったが,ちゃんとzphotoのパッケージを作ろうと思い立ったのでついでにwxzphotoのビルドもリトライしてみた.
zphotoをつくるにあたって必要なパッケージは以下の通り.
(追記:compat-wxGTK-develも必要だった)
imlib2
popt
compat-wxGTK-common-devel
compat-wxGTK
compat-wxGTK-devel
compat-gcc-34
compat-gcc-34-c++
ミソはcompat関係.zphotoのみだったらgcc4系でもビルド可能だがwxzphotoをビルドするにはwxGTKとgcc3のcompat環境が必要.あとwxGTKのバージョンは2.4でないといけない予感.多分,2.6ではビルドできないはず.
また,mingライブラリについてはパッケージが提供されていないので,こっちもrpmを作ってやった.これはクセはなく,普通に./configure, make, make installができるはず.
あとは,zphotoのソースを展開して以下の要領でいけるハズ.
CC=/usr/bin/gcc34 CXX=/usr/bin/g++34 ./configure --prefix=/usr/local \
--with-wx-config=/usr/bin/wxgtk-2.4-config \
--disable-avifile
make CC=/usr/bin/gcc34 CXX=/usr/bin/g++34
make install
configureオプションに--disable-avifileをつけているのは,avifile環境をインストールしていないため.多分,configureスクリプトがちゃんと判断してくれると思うけど,なんとなく気持ち悪いのでオプションでavifileは使わないよと明示している.
ここまでやったら/usr/local/bin/zphotoと/usr/local/bin/wxzphotoがインストールされているはず.
ちなみに,wxzphotoはせっかく作ったものの,機会がないのでまだ試していない.
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